歯列矯正治療の痛み

歯の矯正の大変なことと言えば、まず最初に痛みが挙げられます。

個人差はありますがワイヤーなどによって歯を初めて動かし始めた日から２〜３日は痛みが生じます。

この痛みによって食事が取りづらくなります。特に歯ごたえがあり硬いものが噛めなくなります。

硬いお肉やフランスパン、せんべいなどは食べるのが難しいでしょう。雑炊や柔らかめのうどん、ゼリー、豆腐などがオススメです。

３日程度すると徐々に緩和され噛めるようになっていきますが、痛みに弱い方だと１週間程度持続する方もいます。

逆に痛みに強い方ですと初日から痛くなかったという方もいます。

１ヶ月おきの調整時に再度歯に力がかかりますので、その時にまた痛みが生じる場合とあまり痛みが出ない場合があります。

この繰り返しにより、骨がリモデリングされ歯が動いて顎骨の形も変化してきます。

インビザラインや小児矯正で用いるようなマウスピースの装置の場合でも歯に加わる力という点では同じなので、当然痛みは生じます。

しかし取り外しができるため、持続性という点では少し楽だと思います。