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歯のクリーニング

自由が丘シーズ歯科・矯正歯科における歯のクリーニングをまとめてみます。

 

1、着色、ステイン、おタバコのヤニの除去
歯の表面の着色、ステイン、ヤニなどはエアーフローと呼ばれる微細なパウダーを歯の表面に吹き付けて除去します。エアーフローは頑固な着色汚れを綺麗に除去しますが歯面は傷つきません。

 

2、歯石の除去

歯石には歯の表面についた黄色から白っぽい縁上歯石と歯茎の中、歯周ポケット内の歯の根についた黒い縁下歯石に分けられます。超音波スケーラーやエアースケーラー、手用スケーラーなどで除去します。歯石はかなり強固に接着してますので、歯石の量が多い場合には数回に分ける必要があります。また縁下歯石の除去は痛みを伴う場合がありますので、麻酔をすることもあります。

 

3、歯垢、プラークの除去

歯の表面についた歯垢を除去します。歯垢の染め出し液を使用して歯磨きができていない箇所を視覚化し、ブラッシンます。エアーブラシ電動ブラシなどを用いて歯を傷つけないようブラッシングして歯垢を取ります。

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↑歯垢を染め出しした写真、歯間部や歯茎との境目に歯垢が溜まっているのが一目瞭然に視覚化されます。

 

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↑歯の矯正装置を装着している時の染め出し、矯正装置の周囲に歯垢が溜まっているのが顕著になっている。

 

4、歯間部、ブリッジ、インプラント、歯列不正部、叢生部(歯のガタガタの箇所)などの清掃

個人によってブリッジやインプラントなどの歯の修復物が存在しますし、歯並びの状態も違うため、個々のケースに適した歯の清掃を行います。また歯の矯正中の場合には矯正装置の周りも念入りな清掃が必要となります。主にフロスやスーパーフロス、歯間ブラシなどの補助的な清掃器具を使用します。

 

5、薬剤による消毒、フッ素予防

歯の表面を機械的に清掃し、細菌のバリアであるバイオフィルムを無くしたら、薬剤による消毒を行います。そして最後に高濃度のフッ素を塗布して終了となります。フッ素塗布後はフッ素濃度が薄くならないように30分程度うがいやご飲食をお控え頂くと予防効果が高まります。

 

以上、自由が丘シーズ歯科・矯正歯科の歯のクリーニング内容でした。

所要時間は1回30分〜1時間。

費用は保険診療の場合には3,000円程度、保険外診療の場合には税込み8,800円になります。

予防歯科はどんな素晴らしい治療よりも大切な処置です。これからは歯に問題が起きてから来るのではなく、定期的に歯医者に通院して予防をしていく事が重要だと考えられます。

アフターコロナに向けて、美しく綺麗な歯になりませんか?

 

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