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矯正後のリテーナーの取り扱いについて

矯正治療で歯を動かした後の保定(固定)はとても重要です。

多くの場合がリテーナーと呼ばれるマウスピースを使用して保定しますが、リテーナーの取り扱いについていくつか注意事項があります。

 

1、リテーナーを外したら、必ずケースに保管する。

リテーナーの紛失の経験がある方、結構多いと思います。特にティッシュに包んでおいておくとゴミと勘違いして捨てます。踏んでしまった、もしくは犬に噛まれたなどで壊れるケースも多いです。これらを防ぐためにはケースに保管が重要です。

 

2、リテーナーが壊れたら、修理もしくは再製作しましょう。

壊れたリテーナーを使用していると、歯がずれてくる可能性があります。また、壊れた部分が鋭利な場合にはお口の中や舌を傷つけてしまう可能性があります。口の中は極めて過酷な環境なので、リテーナーもすり減ったり、穴があいたり、割れたり、金属が取れたりなどはどうしても起きてきます。つまり消耗品なので、壊れてきたら新しく再製作が基本です。数年おき、早い方は数ヶ月おきに新しく作り直すことも珍しくありません。

 

3、専用の洗浄剤を使用しましょう。

リテーナーにも色素や汚れ、匂い、歯石が付きます。それらを可能な限り綺麗にするにはリテーナー専用の洗浄剤を使用しましょう。

当院では商品名、リテーナーシャインを販売しています。

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4、リテーナーは熱に弱いです。

リテーナーを消毒目的で熱湯に浸けたり、熱湯で洗うのはやめましょう。変形します。

また、乾かす時にもドライヤーなどを使用すると変形の原因となりますので、よく拭いて自然乾燥しましょう。