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予防医学と歯列矯正治療

 

写真は開咬と上顎前突を伴い、前歯部に隙き間があり舌が見えています。

開咬とは上の歯と下の歯が上下的に開いた状態のかみ合わせのことです。さらに前後的にも上と下の前歯の距離が大きいため前歯で食物を噛み切れない症状があります。

また、口が閉じづらいために口の中が乾燥しやすく、歯周病や虫歯のリスクが高まり、口呼吸によって

鼻や気道の感染のリスクも高まります。

 

歯の矯正は見た目を治すのはもちろんですが、

こうした機能面や健康面の向上が非常に重要なことではないでしょうか。

 

口は体内にいろいろな物を取り入れる器官になりますから、

口腔内疾患の予防は全身疾患の予防に繋がります。

そういった意味では歯列矯正治療は予防医学の一つと考えています。

 

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