マウスピース型装置を用いた矯正治療
(インビザライン)

Dr.山口のマウスピース型装置を用いた矯正治療(インビザライン)への思い

マウスピース型装置を用いた矯正治療(インビザライン)をおすすめする最大の理由は、実際にこの治療を受けられた患者さまの満足度が高いからです。マウスピースを使う治療なのでワイヤーを使用せず、ほかの人にも気付かれません。ワイヤーの装置に抵抗感があり、歯列矯正をやりたいのになかなか踏み出せない方が治療を受けています。そして、もっと早く治療をしたかったという声を聞きます。

アメリカでは、ドラマや映画で登場人物が矯正治療に使うマウスピースを取り外しするシーンがワンカットで使われており、それほど認知度が高いものになっています。日本はどうでしょうか。矯正治療と聞いて最初に思い浮かべるのは、金属のワイヤーが歯についている状態でしょう。マウスピース型装置による矯正治療という方法の選択肢もあることを、多くの方に知っていただきたいと思います。

もうひとつ、この治療のメリットがあります。それは取り外しができるということです。従来のワイヤー治療では取り外しができないので、歯磨きのお手入れが面倒で食事も少し制限されます。マウスピースであれば取り外して普段どおりに食事ができて、いつものように歯磨きができます。歯列矯正をしながら普段の生活を送れるというのが、マウスピース型装置による矯正治療の利点だと思います。この矯正治療をひとりでも多くの方に体験していただきたいと思います。

マウスピース型装置を用いた矯正治療(インビザライン)の実績

マウスピース型装置を用いた矯正治療(インビザライン)の実績
全世界で800万人以上の治療実績と治療データの充実&データプラットフォーム

マウスピース型装置を用いた矯正治療(インビザライン)は、米国アラインテクノロジー社にて1997年に開発され世界の主要各国で行なわれています。
これまでに全世界で100ヵ国以上の国で提供され、累計で800万人以上の患者さまがこの治療を受けています(2020年1月現在)。また、治療データにおいてはクラウド上に治療データプラットフォームが構築されており、認定ドクターである私は、日々さまざまな症例ケースを閲覧・学習しています。
これから治療を検討されていらっしゃる患者さまと似ている歯・顎骨・症状をデータ閲覧することで、予知性の高い治療計画の設計に役立てています。
こういったデータの読み解き方もドクターの力量として重要ですので、マウスピース型装置による矯正治療であれば、どこで治療を受けても同じ結果が得られるというわけではありません。
この矯正治療の力を引き出すのは、術者のスキルと日々の学習を怠らない志だと思っています。

このような方におすすめしたい

  • 見えない、気付かれない矯正治療がしたい方
  • 虫歯のリスクが高い方、歯磨きに自信のない方
  • 金属アレルギーの方
  • 普段どおり食事や会話を楽しみたい方
  • 口内炎ができやすく、ワイヤー治療が難しい方
  • ホワイトニングをしながら歯列矯正を進めたい方

治療の流れ

  • 光学スキャナーで精密な歯型を取得します

    光学スキャナーで精密な歯型を取得します

    歯の型を精密にとって、アメリカのアラインテクノロジー社へ郵送します。

  • クリンチェック

    クリンチェック

    クリンチェックとは、シミュレーション計画を作成することです。理想とする安全な歯並びになるように、どのルートでどの時期に動かしていくのかをシミュレーションします。AIデータが自動で初期的に作り起こしますが、必ず院長である私がチェックしたうえで、シミュレーションに補正をかけることもあります。
    シミュレーションパターンを複数計画し、実現可能性が高いものを採用するようにしています。

  • マウスピースの作製

    マウスピースの作製

    アラインテクノロジー社にて治療計画を反映したマウスピースが作製されます。
    その後、クリニックに送付されます。歯の型を送付してからおよそ1~2ヵ月で矯正治療に使用するマウスピースが完成します。

  • マウスピースの適合チェック

    マウスピースの適合チェック

    患者さまの歯並びにマウスピースがしっかり適合するかチェックします。

  • 2週間おきに新しいマウスピースを装着

    2週間おきに新しいマウスピースを装着

    マウスピースは食事の時間を除く、1日20時間以上の装着が必要です。ご自身で1枚目から順番に、2週間おきに新しいマウスピースを装着します。

    One Point!

    マウスピースを使った矯正治療では、歯を動かしたい方向へ効率的に矯正力を作用させるためにアタッチメントと呼ばれる透明な突起物を歯にくっつけることがあります。
    精緻な形状のアタッチメントを成形することが重要となります。
    当院ではこの成形も丁寧に手掛けています。

  • クリニックでのチェックは1ヵ月~1ヵ月半に一度

    クリニックでのチェックは1ヵ月~1ヵ月半に一度

    計画どおりに歯が動いているか確認するため、必ず1ヵ月~1ヵ月半に一度のチェックが必要です。このときに細かい調整を行ないます。

  • 治療の計画と進行状況の見える化 プログレスアセスメント

    治療の計画と進行状況の見える化 プログレスアセスメント

    治療計画どおりに歯が動いているか、プログレスアセスメントという機能でご確認いただけます。モチベーションを継続しながら矯正治療を続けられます。

  • 矯正治療が終了したらリテーナーへ

    矯正治療が終了したらリテーナーへ

    通常の矯正治療と同様、後戻りの防止が必要です。

  • メンテナンス

    メンテナンス

    長期的に健康で美しい歯並びを維持するために、3~6ヵ月に一度のチェックとクリーニングを行ないます。

安心保証

安心保証

マウスピース型装置を用いた矯正治療(インビザライン)にて計画していた治療結果が得られなかった場合、または治療の継続が難しいと判断された場合は、無料で表側矯正治療に移行できます。
また、保証期間内であればマウスピースを紛失しても、再び作製する費用はかかりません。実際の治療過程によってマウスピースの再作製や追加作製が必要になった場合も無料となりますので、ご安心ください。ただし、検査費用はいただく場合があります。詳しい保証内容につきましては、治療を受ける際にご確認ください。

当院のスタッフも治療の経験者です

当院のスタッフも治療の経験者です

どんなことでも経験者しかわからないことがあります。矯正治療は誰でも受けたことがあるというものではないので、経験者に話を聞ける機会がなかなかないと思います。特に、マウスピース型装置を用いた矯正治療(インビザライン)となるとさらに少なくなります。
当院は、スタッフの半数がマウスピース型装置による矯正治療の経験者で、残りの半数がワイヤーの矯正治療経験者です。お悩みやご希望がありましたら、お気軽にご相談ください。経験者にしかわからないことや、ちょっとしたテクニックなどお話できると思います。

【マウスピース型矯正装置(インビザライン)のリスク・副作用】

  • 「マウスピース型矯正装置(インビザライン)」は、アメリカのアラインテクノロジー社にて開発・製造されている矯正装置です。
    この装置を用いた治療は、機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
    日本国内では、この装置の材料自体は薬事認証を取得していますが、厚生労働省の認可(「医薬品医療機器等法」上の承認)を得ていないため、
    まだ明らかになっていないリスクが存在する可能性があることをご了承ください。
    また、これらは完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済措置の対象外になることがあります。